海外勤務の多い業種や職種、海外勤務での給与支払・住民税・社会保険のことなど

海外勤務時の給与や所得税はどのようになりますか?

海外勤務時の給与や所得税がどうなるのか気になる人も多いでしょう。どのような形で支払われ、税金はどこに、どういった形で支払うのか。サラリーマンの場合、税金に関しては確定申告などの手続きは大きな問題とはなりませんが、どれぐら支払うことになるのかは重要な点です。

所得税に関してはいつまで国内で働き、いつから海外勤務になるかが重要なポイントとなります。また、給与の支払日がいつになるのか。たとえば3月分の給料が4月に支払われる形式で、4月に出国した場合には4月に受け取る給与は国内で所得税が発生します。

長期間海外勤務をする場合、たとえば1年以上海外で生活する場合は日本で所得税は課されません。これは当たり前のように思えますが重要なポイント。なぜなら日本国内で給与が支給された場合にも海外の勤務地で所得税が課税される形になるからです。日本企業から海外への派遣という形での海外勤務では給与が現地支給と国内での支給とで分かれるケースが多く見られます。日本に残した家族の生活費、あるいはローンや保険料などの支払いに充てるためです。その場合でも原則として所得税は勤務先の国で支払う形となるのです。所得税の税率は国によって異なりますから、この点は事前に確認しておくとよいでしょう。

実際のところ海外勤務で給与が大幅に減ってしまったり、課税額が増えてしまって生活が苦しくなるといったことはありません。企業もその点を考慮して手当てなどを支給するものです。その意味ではそれほど深刻に考える必要はありませんが、現地での生活環境なども踏まえつつ、お金をどのように使うことができるかまで視野に入れ確認しておきましょう。