海外勤務の多い業種や職種、海外勤務での給与支払・住民税・社会保険のことなど

海外勤務で給与支払はどのようになりますか?

海外勤務を想定して働いている人、あるいは就職・転職活動を行っている人は給与がどのような形で支払われるのか気になるのではないでしょうか。現地で生活する以上、その国の通貨は必要ですが、かといって日本へ戻ったときのことを考えると円での支払いも必要です。家族を残して単身赴任する場合は特に気になるものです。

海外勤務での給与支払いはどうなっているのでしょうか。まずいくらもらえるのか。海外勤務の場合は物価の違いがあります。支払い方式は大きく分けて二つの方式があります。まず「購買力補償方式」。これは勤務する国の物価状況を考慮した上で日本での生活と同等の購買力、生活水準を維持できるだけの金額が支払われる方法です。2つ目は「海外本給方式」。こちらは日本で受け取っていた給与をそのまま受け取る方式。もちろん、現地の通過に換算した上での支払いとなります。

購買力補償方式の場合、現地の物価を考慮した上での支払いとなりますから、日本と物価の差が大きい場合には受け取る金額そのものが低くなる可能性があります。一方海外本給方式では日本よりも物価が高い国の場合、支出が多く感じるようになります。前者は海外勤務が長期間に及ぶ場合、後者は短期間の場合に選択されることが多いようです。

ただ、多くの会社ではすべての給与を現地の通貨で支払うのではなく、日本円と併用して支払われるケースがほとんどです。これは家族や日本で支払う保険料や家賃、車の維持費といった費用を負担するためで、給料ではなく海外勤務手当ての形で日本円が支払われることになります。

口座はそれぞれの国の口座となるのが基本です。現地での生活環境にも関わる問題だけに、この点はよく踏まえておきましょう。